『子供の成長過程が見守れる安全な、そして元気に過ごせる家づくり』をしよう

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これから家族が増えることを想定して、住宅購入やリフォームを検討される方もきっと多いことでしょう。家は家族の共用スペースです。自分以外の家族のことを考えて家づくりをするのは当然のことですね。

今回は、「子供が家の中で元気に過ごせる家づくり」について、子供の視点に立ってお話ししたいと思います。子供のことを考えて、住宅を購入・リフォームする場合は、「今後の子供の成長」ということも考慮しなければなりません。また、小さい子供の行動パターンは全く読めないので、いつでも親をハラハラさせます。そんな時、自宅を安全な状態にしておくことで、怪我のリスクを軽減させることが出来ます。それこそが、子供の視点に立った家づくりと言えるでしょう。

 

1 将来の子供部屋を考慮する

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子供は日々成長していきます。そんな子供の成長過程に合わせた家づくりが子供にとって快適に、元気にすごせる家づくりと言えるでしょう。子供がまだ小さく、親の目の届くところで遊ばせられるよう、広めに部屋を作り、子供が大きくなったら仕切りを作ってプライバシーを守ってあげられるようにすると良いですね。子供部屋は人数分用意するのが当然だと考えている方もいるようですが、それが正解かというと、けっしてそういうわけではありません。兄弟姉妹と共通の部屋を使わせることで、相手が快適に部屋を使えるよう配慮するようになります。自分で自分のスペースを整理整頓し、管理させながら相手のことも考えて部屋を使う癖も身に付くようになるでしょう。

 

2 子供の安全を配慮した家づくり

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小さい子供は家の中で走りまわることもしばしば。子供は時に、大人が予想しないような行動に出ることもあります。そういった、万が一の状況に備えた家づくりをすることで、子供の安全性が保たれるようになります。子供の安全性を確保するためにお勧めしたい設備をいくつかご紹介したいと思います。

 

■IHクッキングヒーター

最近子供の火傷対策として定番となっているのが、「IHクッキングヒーター」。直接火を使うことが無いので、子供が近くにいても安心だと、ガスから切り替える家族が増えています。

 

■子供にも高齢者にも優しい家はこういう家!『室内の段差をなくす』

また、室内の段差を減らすことも有効です。段差を極力減らすことで子供のつまずき防止対策にもなります。この段差を減らすということは、子供だけでなく高齢者にとっても優しい家づくりに直結します。また、子供がつまずいたときを想定して、角を極力少なくするという対策も有効ですね。

 

■ゆっくり閉まるドアを設置し、折れ戸にはクッションを!

玄関や室内のドアを「ゆっくり閉まるタイプのドア」にすることで、子供が指を挟む心配が無くなります。また、お風呂場などでよく使われているタイプの「折れ戸」ですが、これも指を挟んでしまうトラブルが多いタイプの戸です。このタイプの戸にはクッションを貼っておきましょう。ホームセンターなどで安価で購入できますから、すぐにでも出来る怪我対策です。

 

 

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